(知事)
今日はたくさんのお花ですね。スイセン、白と黄色ですね。ラッパスイセンですね。白とオレンジはスイートピー、ピンクはヒペリカム、それから菜の花の葉っぱ、それから葉はツバキ、白い枝がボケですね、黄色い枝、これがレンギョウということでございます。
【オリンピック開催500日前 モンゴル国大統領からのキャンプ地への国旗贈呈】
さて、発表項目は三つでありますが、最初の発表項目はオリンピック絡みでございます。
本日午後4時45分から、駐日モンゴル大使閣下をお迎えいたしまして、モンゴル国ナショナルチームが事前キャンプを行う島田市・焼津市・伊豆の国市の3市長へのモンゴル国旗贈呈式を開催いたします。
バトトルガ大統領から、これまでのモンゴル国と本県との交流の実績が高く評価いただきまして、モンゴルチームがキャンプを行う、日本国内の中で特に、本県の3市にのみ国旗を贈呈したいという、ありがたい申し出がございまして、実施されることになります。
この国旗には、大統領からの3市に対する感謝のメッセージ、ならびに大統領のサインが刺繍されていると伺っております。モンゴル国と静岡県との友情の証しともいえるナショナルフラッグ、国旗を寄贈していただけることに心から感謝を申し上げたいと存じます。
本日3月12日は東京2020オリンピック・パラリンピック、この両方の開会式がそれぞれ来年の7月24日、また8月25日に行われますけれども、ちょうどオリンピック開会式から500日前ということでございまして、午前中には「オリンピック・パラリンピック自転車競技静岡県開催推進委員会総会」が開催され、市町や関係団体の方々と、大会の準備状況、今後の取り組み、課題を共有したところであります。
また総会終了後、本館前で、開会までの日数を刻むディスプレイの点灯式を行いました。500日前の「500」の文字が画面に点灯されると同時に、県警の音楽隊の演奏が式典を盛り上げてくださいました。本日を契機に、大会への機運が醸成され、また期待が一層高まっていくものと実感したところであります。
また午後3時半から、今日でございますが、今年6月に本県で開催する自転車ロードレース「2019年全日本自転車競技選手権大会」を運営する実行委員会の設立会議を開催いたします。
その他、お手元の配布資料にございますように、3月、4月をオリンピック・パラリンピック500日前イベント期間といたしまして、市町、団体、企業等と連携して各種イベントを開催いたします。
官民が一体となりまして機運の醸成を図っていくなど、大会の成功に向けて全県一丸となった取り組みを進めてまいります。引き続き関係者の皆さまのご協力をお願いするところであります。
【サイクルスポーツの聖地づくりへの取組】
二つ目の発表項目は、サイクルスポーツの聖地づくりの取り組みについてであります。
東京2020オリンピック・パラリンピック自転車競技の大会の成功に向けまして、万全の準備を進めているところでありますが、併せて、大会終了後のレガシーを残していくように、サイクルスポーツの聖地づくりも積極的に進めております。
サイクルスポーツの聖地づくりは、オリンピック自転車競技の本県開催が平成27年12月に決定いたしまして、これを契機に翌平成28年度から取り組んでまいりました。サイクリストの受け入れ態勢が充実してまいりました。その状況をご紹介いたします。
平成30年、昨年の3月に開設いたしましたウェブサイト「SHIZUOKA CYCLING」におきましては、県内のサイクリングコースが紹介されております。当初109コースから始まったのですが、このサイクリングコースは、市町、また地域の団体のご協力によりまして、現在142コースまで充実いたしました。
また、サイクリング中に休憩、あるいは簡単なメンテナンスができるバイシクルピットの設置も進めております。平成27年度末には60カ所でございましたが、この3年間で383カ所、6倍以上になりました。
また民間事業者による取り組みも進んでおりまして、スポーツタイプの電動アシスト付き自転車、いわゆる「e−BIKE」のレンタル台数は、今年度末には100台を超える見込みでございます。「これだけの台数がそろう地域は他にない」という声も頂いております。
そのほか、矢羽根型路面表示の整備など、サイクリストの受け入れに向けた環境が年々充実しております。
引き続き、官民協働で取り組みを推進いたしまして、サイクリストの憧れを呼ぶ聖地づくりに努めてまいります。 |